「1分で伝えてください」が増えた理由。商品PRショート動画、成功のカギは“4つの深掘り”にあった。
- info7371576
- 10月9日
- 読了時間: 3分
こんにちは。4THCLUE株式会社で営業兼プロデューサーを担当しています。
最近、クライアント様との最初のお打ち合わせで、こんなご要望をいただくことが急激に増えました。
「新商品のPRを、1分以内のショート動画でお願いしたいんです」
TikTokやInstagramリール、YouTubeショートといったプラットフォームが情報収集のメインストリームとなった今、この流れは当然かもしれません。 まさに、ビジネスは「認知拡大」のための1分間戦争に突入しています。
しかし、私たちはただ短く、見た目の良い映像を作るだけでは、この戦争には勝てないと考えています。
短いからこそ、「何を削り、何を残すか」が問われる
1分という時間は、想像以上に短いものです。 商品の優れた機能をすべて紹介しようとすれば情報過多になり、結局何も記憶に残りません。
かといって、ただイメージ映像を流すだけでは、「で、結局これは何?」と視聴者は離脱してしまいます。
では、どうすればいいのか?
私たちが動画制作の初期段階で最も時間をかけてクライアント様と深掘りするのが、以下の4つの要素です。
1. 商品背景 (The Story)
その商品は、なぜ生まれたのか? どんな社会の、あるいは誰かの「不便」「不満」「不利益」を解決するために開発されたのか? 商品そのものが持つ誕生の物語は、スペックの羅列よりも強く人の心を惹きつけます。
2. 開発者の思い (The Passion)
私たちは、開発担当者の方に「我が子を語るように、商品の好きなところを教えてください」とお願いします。開発の裏にあった苦労、譲れなかったこだわり、完成した瞬間の喜び。その”熱”こそが、映像に血を通わせる最も重要な要素です。
3. ペルソナ (The Target) その商品を本当に届けたい「たった一人の人物像」を徹底的に描きます。年齢や性別だけでなく、どんなライフスタイルで、どんな価値観を持ち、朝起きてから夜寝るまでどんな情報に触れているのか。解像度を極限まで高めることで、メッセージの“刺さり方”が全く変わってきます。
4. インサイト (The Insight) ペルソナの心の中にある、本人さえも言葉にできていないような「隠れた欲求や本音」を探り当てます。例えば「時短したい」というニーズの奥には、「自分の時間を大切にして、心に余裕のある生活を送りたい」というインサイトが隠れているかもしれません。ここに触れることができるかどうかが、PRの成否を分けます。
最高の「1分」を、最適な場所へ
これら4つを徹底的に深掘りして見つけた「伝えるべき、たった一つの価値」。
それを映像の軸として定めます。
もちろん、その上でお客様が大切にされているブランドイメージや、クリエイティブにおける禁止事項は絶対です。守るべき一線は厳守しながら、私たちが持つ表現の引き出しを全開にして、「これ以上ない」と思える企画をご提案することをお約束します。
さらに、完成した動画をただ納品するだけでは不十分です。私たちは、協力会社のメディアネットワークの力も活用し、その動画がターゲットとするペルソナに最も効率よく届くよう、最適な掲載先までを設計し、「認知拡大」の効果を最大化させるお手伝いをしています。
もし、あなたの会社が情熱を込めて作った商品の魅力が「伝えきれていない」と感じているなら、一度私たちにその想を聞かせてください。一緒に、最高の「1分」を見つけ出しましょう。
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4THCLUE株式会社 一同


