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【社長の本音】「とりあえず安く」が業界を殺す—制作費は「覚悟と信頼」の投資だ

  • info7371576
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

1. 「安くできますか?」は、なぜ危険な質問か?


時は動画戦国時代! 僕らが映像制作会社をやっていると、


「ごめん、予算がないからとりあえず安くできますか?」というご相談は本当に多いです。


営業としては断りにくいところですが、最近は迷わず断るようにしています。


なぜなら、安易に安請け合いするほど、現場が疲弊するからです。


そして、疲弊した現場が作る映像は、絶対にクオリティに跳ね返ります。


制作費というのは、「ただの値段」ではありません。それは、映像を妥協なく完成させるための「覚悟と時間」の対価なんです。安さで競争しようとしている間は、クリエイティブは絶対に育ちません。


僕らは安売り合戦ではなく、価値創造で勝負しなければならない。この決断は、僕自身の経営の覚悟でもあります。



2. 裏で動く金額と、制作費の「不透明な構造」


僕が業界の成長を阻害していると感じるもう一つの大きな問題が、「不透明な中間構造」です。


クライアントのマーケティング予算が動くとき、映像制作費の3倍〜5倍の金額が動いている裏で、


実際に制作会社に入ってくる金額はその半分以下、という現実は少なくありません。


もちろん、代理店の存在は悪ではない。むしろ、クライアントと制作を繋ぎ、調整やリスクヘッジを行う必要不可欠な存在です。


しかし、問題は、「どこにどれだけマージンが乗っているのか」という透明性が薄すぎること。


この構造が、以下のような負のサイクルを生んでいます。


• 制作とクライアントの信頼を壊す: クライアントは「高い」と感じ、制作は「安く叩かれた」と感じ、お互いに不信感が募る。


• クリエイターへの還元不足: 制作費の適正化が進まず、現場のクリエイターへ正当な報酬が還元されない。



3. この「闇」に向き合える会社が次世代を作る


正直、この不透明な構造、通称「業界の闇」に向き合って、メスを入れようとする制作会社はまだ少ないです。


なぜなら、透明化は時に既存の取引構造を壊すリスクを伴うからです。


でも、僕は確信しています。


ここをクリアし、クライアントに「この制作費が、どこに、どれだけ使われて、どれだけの価値を生むのか」を明確に提示できる制作会社こそが、業界を一段階成長させるリーダーになる。


僕ら4thclueも、単に映像を作るだけでなく、この「信頼の構造」を再構築することに挑戦していきます。 ▼お問い合わせはこちら


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4THCLUE株式会社 一同

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