配信イベントの裏側:某トークイベントの配信サポート事例
- info7371576
- 23 時間前
- 読了時間: 4分
こんにちは、今回は、先日弊社が配信サポートを担当させていただいた『スペシャルトークイベント』 の事例をもとに、配信イベントの準備段階から当日の機材オペレーションまでをご紹介します。
配信内容:当日の流れ
当日は、出演者による軽妙なトークに加え、実演やサプライズなど、盛りだくさんの内容となりました。
オープニングトーク:ゲスト、MCが登場し、イベントがスタート
ビデオメッセージ:ゲストのグループメンバーからのサプライズメッセージをスクリーンに投影
誕生日サプライズ:ゲストの誕生日をケーキと「ハッピーバースデー」の曲でお祝いし、会場・配信視聴者全員で乾杯
プレゼント抽選会:会場参加者向けの抽選会を実施
配信成功のための「準備段階」
一見華やかな配信イベントですが、その裏側では地道で綿密な準備が行われています。 弊社が担当した「準備段階」のタスクをご紹介します。
回線チェックとテスト
配信の生命線は「安定したインターネット回線」です。
事前に回線スピードテストを実施し、十分な速度が確保されていることを確認します。
複数回にわたる配信テスト
本番で使用するプラットフォーム(今回はwithlive)を使い、関係者間で複数回のテスト配信を実施。映像や音声が正しく送受信できるか、クライアントの要望通りの画作りができているかを確認します。
URLの厳格な管理
配信プラットフォームでは、多くの場合「テスト用URL」と「本番用URL」が分かれています。
本番直前に誤ってテストURLで作業しないよう、また本番URLが事前に流出しないよう、URLの管理は非常に重要です。
当日の「機材」とオペレーション
万全の準備のもと、当日はこれらの機材を駆使してオペレーションを行います。
カメラ(今回は2カメ体制)
後方の定点カメラ:会場全体と登壇者2名の引きの画を安定して押さえます。
前方の可動有人カメラ:登壇者の表情や手元など、動きのある画を捉えます。
これらをスイッチャーで切り替える(スイッチング)ことで、視聴者を飽きさせない臨場感のある映像を届けます。
音声(マイクミックス)
ピンマイク:出演者の声をクリアに拾います。
登壇者マイク(ハンドマイクなど):トーク用。
エアマイク(環境音用):会場の笑い声や拍手など、臨場感を伝えるために設置。
これらの音声をミキサーで調整し、最適なバランスで配信に乗せます。
演出(映像・音出し)
プロジェクターへの映像出し:配信と並行し、会場に設置されたプロジェクターへも映像を出力。
実はイベントの2日前、「会場後方のお客様がスクリーンを見れないのではないか」とご相談をいただきました。
そこで急遽、後方の左右にスクリーンプロジェクターを追加で設置。
これにより、会場のどの席のお客様にもイベントを楽しんでいただける環境を整えました。
各種素材の再生:
イベント開始前と終了後の「蓋画(待機画面)」
サプライズゲストの「ビデオメッセージ」
誕生日サプライズ時の「ハッピーバースデーの曲」
これらを台本の進行に合わせて、遅延なく再生・投影しました。
今回のトークイベントでは、配信設計、機材選定、当日のオペレーションまで担当させていただきました。
「配信」と一口に言っても、安定した回線確保、目的に応じたカメラワーク、クリアな音声、そしてトラブルに対応するオペレーション力など、専門的なノウハウが求められます。
今回のプロジェクター追加対応のように、ライブ配信は当日のトラブルだけでなく、直前の仕様変更など急な対応力も必要です。それと同時に、回線や機材の入念な事前準備(テスト配信 など)も成功の鍵を握ります。
4thclueでは、このようなトークイベント配信から、ウェビナー、ハイブリッド会議まで、お客様のニーズに合わせた最適な配信ソリューションをご提案しています。
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