映像制作10年の結論。クリエイターを自滅させる時間効率の罠
- info7371576
- 1月14日
- 読了時間: 4分
映像制作会社4thclue代表の長谷川です。
映像業界に飛び込んで、会社を立ち上げてから10年。 これまで多くのクリエイターと一緒に仕事をしてきましたが、そこで痛感したのは、仕事ができる人とそうでない人の差は、才能以上に時間効率の捉え方にあるということです。
クリエイターは、放っておくとどこまでも時間をかけてしまいます。
神は細部に宿るという言葉がある通り、細部へのこだわりが傑作を生むのは事実です。 しかし、そのこだわりが時間効率の罠になって自分を苦しめているケースが非常に多い。
今日は、僕自身が10年かけて学んだ、クリエイターが陥りやすい罠の正体と、そこから抜け出すための戦略についてお話しします。
クリエイティブとクオリティを混同していないか?
まず整理すべきは、クリエイティブ(想像力)とクオリティ(品質)は別物だということです。ここを混同すると、時間管理が破綻します。
クリエイティブ:0から1を生み出すイマジネーション。人がハッとするコピーや演出、既視感の中にある新しい発見。これには膨大なインプットと、じっくり考える時間が必要です。
クオリティ:作品の質を高める磨き込み。映像の質感や編集の精度。これは、実は手法が決まっており、時間圧縮が可能です。
映像制作の罠は、クオリティ(磨き込み)に無限に時間をかけてしまい、
本来時間をかけるべきクリエイティブ(発想)の時間がなくなることにあります。
クオリティ管理は時間圧縮が可能である
クオリティを上げる手法は、先人たちがすでにやり尽くしています。
今はYouTubeでも学べるし、周りの先輩に聞けば解決することも多い。
つまり、クオリティの向上は最短ルートが存在するタスクです。
重要なのは、自分の中にクオリティの上限ラインを引くこと。
インプット量が足りないと、このラインが引けません。自分ができないことまで無闇に追い求めてしまい、結果として納期に遅れる。
これを防ぐには、いつまでに、どのレベルのクオリティに着地させるかということを逆算してコントロールするプロデューサー的な視点が不可欠です。
自分の理想ばかりを追い求めて制作陣を疲弊させ、
ギャラに見合わない時間をかけさせるのは、プロの仕事とは言えません。
事務作業やロジックはすべてAIに投げろ
クリエイターが人間らしさを発揮すべきは、0から1を生むイマジネーションの部分だけです。それ以外の事務的なサポートやタスク処理は、AIを徹底的に使い倒すべきです。
4thclueでも推奨していますが、以下のことはAIにやらせるのが正解です。
メールや伝達:ちまちま書かずに、AIを使って簡潔に伝える。
仕事のパターン化:自分の仕事の型をAIに覚えさせ、事務的な判断を委ねる。
クオリティの最短ルート検索:理想とする動画のリンクや記事をAIに読み込ませ、タスクを分解してもらう。
AIを使えば、自分のクオリティがいつまでに達成できるか、あるいはこの納期では不可能かという振り幅が、見切り発車する前に見えてきます。
AI時代に求められる人間らしさとは
AIの登場によって、求められるレベルはどんどん上がっています。
しかし、AIがどれだけ進化しても、最後に残るのは人間の想像力(イマジネーション)です。
膨大なインプットを経て、
見たことのないシナリオや演出を磨き上げていく。
このクリエイティブな部分に時間を確保するために、
それ以外のクオリティ管理や事務作業をいかに時間圧縮できるか。
1人でできることの幅が広がった今だからこそ、
技術に溺れず、時間をコントロールする側に回ることが、
10年先も生き残るクリエイターの条件だと僕は信じています。
次に僕ができること
自分の仕事のどこをAI化すればいいかわからないという方へ。
もしよろしければ、今の制作フローを教えていただけませんか?
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4THCLUE株式会社 一同


